第1話

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私は普通の女子高生。 見た目もいい方では無いし、 これといった物も無いし、 正直自分でもつまらない人間だと思う。 そんな私が変わる切っ掛けになった出来事が起こった。 引っ越してきて間もなく、 道に迷ってた所へ声をかけてきてくれた、 一人の男性がいた。 男性『何だか困ってるみたいだね?どうしたのかな?』 いきなりの事で驚いてしまった私は、 何も言えずにいた。 それでもその人は続けて声をかけてきてくれた。 男性『もしかして、道に迷ったのかな?』 私『は、はい・・引っ越してきて間もなくて迷ってしまいました・・・。』 男性『そうなんだ?で?どこに行こうとしてるのかな?僕が解る場所なら案内しようか?』 私『え?!で、でも、迷惑では無いですか?』 男性『迷惑だと思ってたら言わないよぉ』 優しい笑顔で言ってくれた。 私『あの、図書館に行きたいのですが、解りますか?』 男性『ああ!ちょうど僕も行こうと思ってたんだ、一緒に行こうか?』 えっ?!偶然?それとも私に気を使って言ってるのかな・・・。 ここで遠慮するのも悪いし、何故かこの人ともう少し一緒にいたいって思ってしまった。 私『あ、あの、お言葉に甘えてもいいですか?』 男性『もちろん!任せて!』 この人の笑顔はなんでこんなに優しいのだろう。 一緒に図書館に向かう事になった。
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