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4人は、大学時代からの友達。
現在アラフォーという年代に突入していたが、友情は色褪せることなく続いていた。
こんな夜遅い時間まで、ファミレスでだべっていていいのだろうか…
この年になると、主人や子供がいておかしくない年齢だが…
4人共、共通して旦那や男はいなかった。
そして、もう一つの共通点!
それは…
大のイケメン好き!
イケメン同盟なんか作っていた。
今日は、そのイケメン同盟の半年に一回の報告会でもあった。
「イケメンを捕まえるまで諦めないぞ!もう一杯!」
そう叫びながら、沙都は空になったビールジョッキを持ち上げた。
「だから、飲みすぎだって!」
そう言って美宇は沙都からビールジョッキを取り上げた。
「風花!もうそろそろお開きにしよう!最後は会長の風花が締めてよ~」
と、ふーこが言った。
「では、私たちはイケメンをゲットするまで、あきらめず頑張ろう!
また、半年後に集まるよ~
もし、イケメンゲットできていたら、半年後、ここに連れてきてみんなに紹介すること!
今回は、残念な結果でありましたが、次回に賭けましょう!
解散!」
今回は…今回もでしょ
ふーこはそう心の中でささやいた。
もうこの年になって、イケメンなんて…相手にしてくれる訳ないよね…
半年後は、また一つ年を重ねてる。
まあ、みんなで逢うだけでも楽しいからいいか。
4人は、半年後に会う約束をして別れた。
まさか、この半年の間に4人共信じられないロマンスが待ち受けているなんて知る由もなかったのである。
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