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コンサートが終わって、興奮覚めやらぬふーこと幸子。
いっしょに帰りながら幸子はふーこに話しかけた。
「今日さ、ちょっと気になったんだけど…マルちゃん、ふーこの事見てたと思わない?」
「たまたまだよ。だって前から8列目のほぼ真ん中の席だから、目の高さに私達がいただけだって。
でも、マルちゃんも気の毒だね、見るんならもっと若い子が良かったろうに…」
「アハハハ、若い子の中で、アラフォーの私達…浮いてて目立ってたから目がいったとか?」
二人は、談笑しながらコンサート会場を後にした。
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