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東京の下町で、母を助け細々と精肉店を営んでいた。
やがて父が他界、そして長年の苦労がもとで、母が身体を壊す。
精肉店をたたんで介護に明け暮れる日々。
気がつけば、もう結婚適齢期をとおに過ぎる年齢になっていた。
現在、高齢の母は入院
そして、ふーこは大手スーパーの精肉コーナーで責任者として働いていた。
ふーこの唯一の楽しみ…
それは現在、超人気ロックバンド、ブラックブラックのコンサートだった。
その中でも、リードギターのマルちゃんに夢中だった。
どうしてって?
もちろん、ふーこ好みのイケメンだったからだ。
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