ふーこのロマンス

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この日も、この日のために仕事を休み、中学校からの友達幸子とコンサートに出掛けた。 幸子も、ブラックブラックの大ファンだった。 学校の先生をしていた。 幸子の目当ては、ボーカルのオニクだった。 オニクとマルちゃんが、バンドメンバーの人気を二分していた。 そのほかのメンバーも個性派揃い!それぞれ熱狂的ファンがいた。 浪速育ちのメガネ野郎のドラムのジュン。 作曲担当で巨乳好きのキーボードのトモ。 旅行好きで、大型免許も持っている変わり種のベースのケン。 中でも、リーダーでボーカルのオニクはカリスマ的存在だった。 歌詞担当は、ふーこの大好きなマルちゃんが担当。 魂のこもったマルちゃんが作る歌が、ふーこは大好きだった。
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