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「おまえと、何年いっしょにいると思ってる!なんでもお見通しよ!」
「…兄貴…」
「え~、マルちゃんの初恋の人に似てるって人、今日も来てたんですか?」
耳敏いトモが口を挟んだ。
「まあ、よくあんな大勢の中で見つけられるよな」
ケンも、感心しながら話しに加わった。
「今度会ったら、声かけてみたらどないどす?」
ジュンまで話しに乗ってきた。
「バカか、下手に声かけてみろ、周りのファンがどう思うか…
それにこの間、俺がタオル落としたやつに声かけて呼び止めただけで、そいつ失神して大変だったことあるし…熱狂的なファンはありがたいが…
難しいんじゃねぇ…」
とオニクが言った。
「兄貴は、特別ですよ~人気半端じゃないっすからね…。」
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