ふーこのロマンス

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「そろそろ、ボウモアに行くか」 と言ってオニクが立ち上がった。 ボウモアとは、ブラックブラックが売れない頃から通っているクラブの名前である。 「あ、先行ってて、また歌書きたくなったから…」 マルちゃんは、思い付くと何時もの夜の公園で、歌を作っていた。 メンバーは、マルちゃんを残して楽屋を後にした。 そして、一足遅れてギターを背中に掛け、マルちゃんは何時もの公園に向かった。
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