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「もう!マルの兄やん、赤くなってかわいい!」
そう言ってジュンはマルちゃんの後ろから抱きついた。
「もう!止めろジュン!ひっつくな!離れろ~キモイだろうが~」
みんな、ドット笑った。
…ふーん…
あのおとなしくて静かだったマルがねえ~変われば変わるもんだ!
ふーこさんと会ってからだな!こいつ気づいてないのか?自分の気持ちに
マルちゃんを見ながら、オニクはそう思った。
オニクだけでない。
メンバー全員、マルちゃんの心の変化に気づいていた。
気づいていないのは、当人だけ…
二人の間に、確実に育ている愛をメンバー達は暖かく見守っていたのである。
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