ふーこのロマンス-2

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「もう!マルの兄やん、赤くなってかわいい!」 そう言ってジュンはマルちゃんの後ろから抱きついた。 「もう!止めろジュン!ひっつくな!離れろ~キモイだろうが~」 みんな、ドット笑った。 …ふーん… あのおとなしくて静かだったマルがねえ~変われば変わるもんだ! ふーこさんと会ってからだな!こいつ気づいてないのか?自分の気持ちに マルちゃんを見ながら、オニクはそう思った。 オニクだけでない。 メンバー全員、マルちゃんの心の変化に気づいていた。 気づいていないのは、当人だけ… 二人の間に、確実に育ている愛をメンバー達は暖かく見守っていたのである。
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