ふーこのロマンス-2-2

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ふーこは、マルちゃんの腕の中で目を覚ました。 目の前にマルちゃんのキレイな寝顔がある。 起こさないようにそっと起き上がった。 服を着替えて、台所に向かった、足元に喪服が脱ぎ捨てられていた。 昨夜の情事を物語っていた。 …私、ほんとにマルちゃんと… 喪服を片付けて、ふーこは少し遅めの二人分の朝食を作り出した。 しばらくして、マルちゃんが起きてきた。 「ふーこさん、おはよう。」 食事を作るふーこを、後ろから抱きしめた。 「ま、マルちゃん!危ない」 「だって、ふーこのエプロン姿、好きなんだもん!」 「だから、食事作れないから、 …マルちゃん?風邪ひくから服着て下さい!」 マルちゃんは、上半身裸だった。 「ハイハイ、風邪引いて熱だしたら、またふーこに座薬突っ込まれるから」 「もう!マルちゃん…」 二人は、そう言いあいながら笑った。
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