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「…ふーこと同じ目をしてやがる…」
流衣は、言葉を重ねた。
「お前みたいなイケメンに、言い寄られたらどんな女もイチコロだろうよ!
ふーこは今、お前に夢中だ…だがお前のお陰でどんな危険な目に遭ってるか知っているのか?」
「…解ってます。
必ずふーこは俺が守ります。
けっしていい加減な気持ちで付き合っていません。」
「もし、守れなかったら…絶対君を許さない!
そんなことがあったら、ふーこはお前になんかに渡さない!」
そう言って、流衣は会計の伝票を取り上げて、席を立った。
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