ふーこのロマンス-2-2-2

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一方ふーこは、友達の幸子とランチを楽しんでいた。 「もう~信じられない!ホントにマルちゃんと付き合うことになるなんて~」 幸子は足をバタバタさせながら上機嫌で興奮していた。 「止めてよ幸子!声大きすぎ!恥ずかしいから…」 ふーこは、耳元で幸子に囁いた。 幸子は、少し声のトーンを落としたが、興奮は収まりそうにない。 「あのマルちゃんがねぇ~ふーこと…」 ニヤニヤしながらふーこの腕を肘でつついた。 「だから、止めてよ…恥ずかしいじゃない」 ふーこは頬を染めながら幸子を制した。 「ふーこ!キレイになったね!やっぱり何歳になっても恋はしなきゃね!」 「…もう~幸子!」 「あ~あ…いいなぁ~私も旦那と子供さえいなきゃ、もしかしたらオニクさんと恋に落ちてたかも!」 「なに言ってるの、あんな優しい素敵な旦那様とかわいい子供に! バチが当たるわよ!」 「アハハハ!そうだね! で、明日からマルちゃんと一緒に住むの?」 「…うん。」 「やるね~ふーこも!憧れのマルちゃんと同棲かぁ! まあ、なんかあったら何でも相談にのるからさ!私、応援してるから… 変なキチガイじみたストーカーなんかに負けたらダメだよ!」 「ありがとう! 幸子…頼りにしてます!」 「おう!この幸子にドンと任せろ」 そう言って、幸子は胸を叩いてみせた。 二人は楽しそうに笑いあった。 ふーこは幸せだった。
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