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仲良し四人組は久しぶりの再会に話しが弾んだ。
三人が帰る時、ふーこは胸が詰まった。
自分の本当の気持ちも伝えられない…
やっぱり…まだマルちゃんを愛してる…流衣の事愛しきれてない自分をはっきり自覚したのだ。
「風花!」
ふーこは思わず帰っていく風花の背中に声をかけた。
風花は、ふーこの声に振り向いた。
思い詰めたふーこの顔に風花は一瞬ドキッとした。
でも、すぐ明るく笑って
「今日は、みんなありがとう!また来てね~」
と、みんなに手を振ってみせた。
流衣のいる前で、実はまだ迷ってる事など言えるはずもなかった。
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