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「ハ、ハクション！」
「あれー！オニクさんとマルちゃん、同時にくしゃみなんて珍しい！」
と、トモが笑う。
コンサートの準備をしていたブラックブラックのメンバー。
「北海道は、涼しいから風邪でも引いたかな～。」
オニクが、喉を抑えながら首を傾げた。
「イヤイヤ、誰かが２人の噂でもしてるんじゃないの？」
とケン。
「あ、マルちゃん！携帯鳴ってまっせ～。」
ジュンが、マルちゃんに携帯を渡す。
「あれ！ふーこからだ」
……
「え？こっち来るの？」
マルちゃんの反応に、メンバーが驚いた。
「どうしたの？」
「なんか、大事な用事で電話で話せないらしいんだ…」
「大事な用事ってなんだろうね…」
今度は、オニクの携帯が鳴る。
もちろん、わねこから
「オニクさん…あのね…」
オニク
「……！」
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