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コンサートを終えたブラックブラック。
オニクの衝撃の告白にもちろんマスコミがすぐに反応した。
各社のマスコミのレポーターがコンサート会場の入口に殺到する。
「オニクさん!入口も裏口もマスコミでイッパイです。」
様子を見に行った運転手のヨシが、楽屋に顔を出した。
「まあ、そうなるだろうな。」
「特に、マチルダ女史は先頭になってマイク握りしめ、スゴイ形相で待ち構えてましたよ!」
「ああ、やっぱりな。」
苦笑いしながらオニクが答えた。
スクープを取り逃がしたマチルダ女史は、腹の虫がおさまらない。
…オニクさん!よくも私を欺いてくれたわね!今日はなんとしても捕まえて、一言もらうわよ!…
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