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…あれ?
いないのかな~
必死でドアののぞき穴を覗き込む!
チョンチョン!
マチルダの肩を叩く人が…
我に返ったマチルダ女史、振り向くとマルちゃんが立っていた。
「ウチに、何の用?」
「あ💦それはその~、ふ、ふーこさんに、つわりが辛いって言ってたからアドバイスしてあげようか…な~んちゃって。」
「で、そのマイクと録音機は何!」
「あ~つい💦仕事の癖でプライベートでも持っておかないと落ちつかなくて…
決して、インタビューとかじゃなくて…」
「ヘタな言い訳は、いいよ!
ふーこは、芸能人でもない普通の主婦なんだから、面会は一切断る!
帰った帰った!」
温厚な、マルちゃんの逆鱗に触れて、マチルダは逃げるように帰って行った。
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