3人が本棚に入れています
本棚に追加
「ちっ、千鶴子…たまげた(びっくり)するじゃないのよぉ。」
「なーんだ、沙弥香なの…あー、怖かったわよぉ、アタシ、怖い男につかまって、レイプされるのかと思うと…」
「当たり前でしょ!!こんな夜ふけにふらりと出るものだから、アタシ心配になってきたのよ!!それよりも、千鶴子は一体、何が気になっていたのよ?」
「何って、あの廃墟になっている工場よ…」
この時、遠くに見える工場跡に不気味な光がともっているのを見かけました。
「ほら、あれ…見た?」
「見たわよ…何か、赤い光がともっているのを…」
「だから余計に気になるのよ。」
アタシは、千鶴子から『あの工場跡の中が知りたい。』と言われましたので、仕方なく千鶴子に付き合うはめになってしまいました。
最初のコメントを投稿しよう!