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何かを感じたマティアが心配そうに声をかけてきた。
「大丈夫、なんでもないよ」
ありがとうと言うように優しくマティアの髪を撫でた。
例え真族になろうとも、これはこれで幸せだとセフィーダは感じている。
このまま、命尽きるまで静かに暮らしていきたいと…
何事もない、いつものこの時間にセフィーダもマティアもシルティアさえも…
この静かなる時間が何事もなく最後まですぎることをただ…
ただ、願っているだけだったのに…
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