第1話:帰ってきたバカ

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俺は3年前いろんな奴に出会った。 その中にはムカつくほどのイケメンの友人がいた。 …だけど、イケメンは中身もイケメンだったらしく、俺が嫌いな女の子独り占めタイプでも…不細工を見下すタイプでもなかった。 ……俺に対してすぐに怒ったり、暴力を振るったりするが…実はそれは照れ隠しでデレの威力が半端なかったり… 宇宙人のくせにやたら綺麗な顔をしてるがいつも俺の味方で、ストレートに思いをぶつけてくれる奴だったり… だから俺はイケメンの中でも良い奴はいるという結論になった。 その中にはコイツ…正夢も入っている。 「よし正夢!新居に行くぞ!!」 「優さんと俺の愛の巣に行きましょう!!」 ……たまにこんな事を言うのが残念だ…俺は女の子が好きだっての!! 地図を見ながら歩く………町は3年前とあまり変わらないな。 何だか懐かしくなり、キョロキョロと周りを見てあるものを見つけた。 「……ん?んん?」 それはポスターだった…しかもあちこちに貼ってある。 なんか見覚えがあるような…ないような~ 見ながら考え事をしていたら俺とポスターの間に正夢がヌッと割り込んできた。 「うわわわっ!!危うくキスするところだっただろバカ!!」
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