45人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は3年前いろんな奴に出会った。
その中にはムカつくほどのイケメンの友人がいた。
…だけど、イケメンは中身もイケメンだったらしく、俺が嫌いな女の子独り占めタイプでも…不細工を見下すタイプでもなかった。
……俺に対してすぐに怒ったり、暴力を振るったりするが…実はそれは照れ隠しでデレの威力が半端なかったり…
宇宙人のくせにやたら綺麗な顔をしてるがいつも俺の味方で、ストレートに思いをぶつけてくれる奴だったり…
だから俺はイケメンの中でも良い奴はいるという結論になった。
その中にはコイツ…正夢も入っている。
「よし正夢!新居に行くぞ!!」
「優さんと俺の愛の巣に行きましょう!!」
……たまにこんな事を言うのが残念だ…俺は女の子が好きだっての!!
地図を見ながら歩く………町は3年前とあまり変わらないな。
何だか懐かしくなり、キョロキョロと周りを見てあるものを見つけた。
「……ん?んん?」
それはポスターだった…しかもあちこちに貼ってある。
なんか見覚えがあるような…ないような~
見ながら考え事をしていたら俺とポスターの間に正夢がヌッと割り込んできた。
「うわわわっ!!危うくキスするところだっただろバカ!!」
最初のコメントを投稿しよう!