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懐かしい声がして俺は期待を込めて振り返る。
「はい……ね?」
「…あ?優……?」
俺は固まった…灰音が固まった意味とは別の意味で…
灰音……お前いつからオタルックに目覚めたんだ?
前髪長くて眼鏡してるし……なんか似たような奴を高校の時見たような~
灰音は俺に近付く。
「…お前、着くの早くね?」
「灰音は時代が遅すぎね?」
久々に灰音のラリアットを受けて倒れた。
慌てて正夢が駆け寄る。
「優さん!大丈夫ですか!?おいお前!なんて事をするんだ!!」
「は?…お前こそ誰だよ」
変な髪型のくせにやっぱり殺気は前と変わってなかった。
正夢は年上だからかちょっとビクビクしながらも睨む………そんな事で張り合わなくても…
俺は初音ちゃんと見ていた。
「そういえば初音ちゃん、なんで此処にいるの?」
「私と兄様が住んでるからだよ?」
(ノ・Д・)ノ
おっと…驚きすぎてつい顔文字の顔になってしまった。
…というと初音ちゃん達もニコニコ荘に住んでるのか……あれ?でも初音ちゃん達の家って…
「あの大きなお屋敷はどうしたの?」
「私達が高校卒業したら親戚の人に譲ったの…生き残りがいたんだ」
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