第1話:帰ってきたバカ

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「まず何処に行きます?」 「うーん、まずは大学に行くか」 通うのは一週間後だが見ておきたいし… そういえばここら辺大学ってあそこしかないよなー… 手紙では灰音も大学に行ってるって言ってたし、同じところなのか。 大学はニコニコ荘から30分で着いた。 「ちょっと遠かったな……足が痛い、自転車通学にするかな」 「まぁ海外の大学ほどじゃありませんが立派ですね」 確かにニコニコ荘を見た後だから綺麗に見えるかもしれないが、結構新しい大学だから立派に見えた。 中に入ると休日なのに生徒達がいた。 部活かなにかだろう。 正夢は校舎をキラキラ見て俺は庭とかを見ていたらなんか一ヶ所が物凄く賑わっていた。 ……ん? 「正夢、あれ何の部活だ?」 「さぁ…なんでしょうね」 気になって正夢と一緒に向かう。 体育館だった。 女の子達が外からはみ出すほどいる。 おいおい、こんなの灰音以外に知らないぞ!?
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