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閻魔の逆鱗に触れ地獄行きが決まった俊。そこで待ち受けるものとは・・・
「なーいつ着くの?」
鬼は何も言わない。ただ歩いた。ただただ歩いた。
ピロリロリーン♪
「オオ、メールダ。」
(スマホだ!地獄もずいぶん進んでるんだな(゚Д゚)・・・)
「ザイニンヨ、モクテキチヘンコウダ。キサマハマオウガオサメル、ジゴクヘイケ。ジャアナ」
鬼は少し助走をつけて飛び立った。そして俊は・・・
置いて行かれた。
「えェェェェェェェェェェェェェェェェ!?ちょ待って!俺どうすんのォォォォォォォォ!?」
俊の声もただ空しく地獄に響くだけ。
「うるせーよナレーション!せめて方向くらい教えてよォォォォォォォォ!(泣)」
方向か・・・そこから南だな。
「南ってどっち?」
おいおい、基本だろう?プレイヤーから見て下が南だろう!
「それRPGの基本!」
こうして勇者・シュンの冒険は始まった。
「・・・なんかジャンル違くね?」
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