第3話 魔王①

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「で、どうすんの?」  返事がない。ただの屍のようだ。 「オイぃぃぃぃぃぃ!マジでRPG編入るのォォォォォォォォ?」  ナレーションのレベルが上がった。力が5上がった 速さが11上がった だるさが57上がった 気だるさが52上がった 疲れが107上がった 虚無感を覚えた! 「負のパラメータだけやけに上がるな(゚◇゚)」  デーデーデデデーデーデデ 魔王ルシファーが現れた! 「れ、レベル1なんすけど・・・」 シュンは逃げ出した。しかし回り込まれた。 (あーあ、死んだわコレ) シュン!思い出せ!ここはどこだ!地獄だろ!お前もう死なねーよォォォォォォォォ! (ハッ そうだ、俺はもう、死なねー!) 魔王ルシファーは逃げ出した。 「逃げるのかよォォォォォォォォォォォォ!さっきまでのセリフ返せェェェェェェェェェェェェェェェェ!」 俺はもう、死なねー!(キリッ)(笑) 「笑うなァァァァァァァァァァァァ!ていうかルシファーちゃんと出て来いよ!第3話でやっと出て来たと思ったら!セリフも言わずに逃げやがったァァァァァァァァァァァァ!台本にはあったはずだろ!?『勇者よ、遅いから迎えに来てやったぞ。グァハハハハハハハハハハ!』とかぁ!」 ふざけるな!ルシファー! 「それ俺のセリフゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
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