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自室に付き、僕はベッドに寝そべると中空を眺める。
午後からは、近くにあるカフェの手伝いに出かける予定だ。
それまでにしばらく時間がある。
何をして過ごそうか。
僕は満腹なお腹をさする。
センちゃんの朝ご飯は相変わらず美味しい、夕飯はハンバーグにすると言っていた。
沢山の野菜と、それから、おからが入ったハンバーグはセンちゃんの得意料理だ。
カフェでの仕事が終わったら、僕もセンちゃんを手伝おうか。
随分と、ここでの暮らしにも慣れてきた。
そんなことを考えていたら、ふと、僕の目の端に隊士服が映った。
この一カ月、袖を通していないそれが。
腐らずに、与えられた任務をこなすことは必要な事だとは思う。
僕は、意識的にそれから目をそらす。
一年だ。
僕は呟いた。
通常研修は一年で終わる。
それが終われば、僕は、巡士隊に復帰できる……はずだ。
少しずつまどろみに落ちていく意識のなか。
ーーなんだ、そんなに埃が大切かよ
初めて、会長に会った時の言葉が耳に響いた。
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