血塗られた朝

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「と、鳥澤さん!起きて…大変なの!!」 あたしは石山の声で目が覚めた。 朝方、少し眠ってしまったんだな。 「大変って、何が?」 殺人鬼は夕べ、あたしが始末したはずだ。 「結城さんが…自殺したみたいなの。」 は?自殺? 「部屋の前に遺書があった…みんな、集まってるわ!」 あたしは石山の後について、階段を上った。
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