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『………私…ここにいても…いいの??』
私は、恐る恐る金髪の男に聞いてみた。
「あぁ」
金髪は、短めに返事を返し、私の頭を撫でた。
そして、撫でながら、笑った…。ドキッ………
何だろう…この気持ち……??
胸が苦しい…まさか…病気!!!???
私は、恋をした事もないわけで……この気持ちが何なのか、わからないでいた。
「どうした??なんか、顔が赤いぞ??熱でも出たか…??」
金髪の男が、心配そうな顔をして、私の顔を覗きこんだ。
ち……近いよ…
よく見ると、顔は悔しいくらいに、整っている。
女の子は、こんなイケメンほっとかないだろうなぁ…
私以外でも、こんな風に笑ったりするんだろうな…
そう思うと、胸が締め付けられるみたいに苦しい…ズキズキする…
もぅ…何なの…この気持ち!!!!!
そんな風に、心の中で叫んで、金髪の男を見つめていると……暖かい手がおでこに…
はっ!!!っと、今の状況を理解し…顔に火がついたように、熱くなって……
カァァァァァァ///////
ボンッっとゆでだこになった。
「おまえ……やっぱり熱があるんじゃ……」
大丈夫か??と聞いているような顔で見つめられ、なんかクラクラする…
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