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『………っ///だっ…大丈夫だから!!!!』
私は、慌てて金髪の男から離れた。
あんなに、顔が近かったら、ビックリするじゃん!!!!
「なんだよ…心配してやってんのに…」
そう言いながら、私に近づいてくる金髪の男…
『き…金髪そ…そこでストップ!!』
っと金髪の男に向かって、叫ぶとなぜか、不機嫌になった。
「俺の名前は、神谷龍騎だ。金髪じゃねぇ……」
ブスッっとした顔で、自分の名前を言った、神谷龍騎…
『じゃあ…、神谷く「龍騎だ。」』
何なんだ!!神谷龍騎!!
名前で呼べってことなのか…?
『…………。』
よしっ、言ってみよう!!!
『りゅ……龍騎く「龍騎だ。“くん”は、いらねぇ。」』
またしても、さえぎられた!!
だから!!何なんだ!!
呼び捨てで呼べと??
さっき、あったばっかりだし!!
もー、何なのよ!
『りゅ…龍騎!!!』
もー、わけわかんないから、名前を叫んだ。
龍騎くんは、
「なんだ??」
イヤ……イヤイヤ!!
“なんだ??”っじゃなくて!!
ストップだって!!
私の前までくると、私の顔を覗きこみながら
「お前の名前は??」
っと聞いてきた。
『……………っ!!』
だから、覗きこまないでよ…
顔が近いんだって!!
顔が熱い!!
『は……離れて…』
グイグイと龍騎くんを、押して離れた。
名前を聞かれたよね??
『私は…山坂すみれ』
小さい声で、名前を言ったが、龍騎くんには、はっきり聞こえていたらしい。
「すみれか…よろしくな」
名前を知って、すぐ呼び捨てか………もう、いいや
『よ…よろしく』
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