エピローグ

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もう、何百年も前の話… 敵は何百体もいる "こんなところでやられる訳にはいかない!" そう思い金髪の少女は唱えた 「すべてを破壊する雷よ!"サンダーブレイク"」 そう唱えた瞬間、空から凄い数の雷が降ってきた。それにより周りにいた敵は全て薙ぎ払われた。 少女の視線は別のところへいき、その視線の先には一人の少年が戦っていた 少年は抜刀の構えから 「第一ノ型"鬼炎乱舞"」 その瞬間、炎の竜巻の様なものをが起こり敵が吹っ飛ぶ しかも竜巻はすぐには消えず敵をどんどん倒していく それを見て少女も気合をいれて敵を倒していく 「凍てつく咆哮よ!"コール・ブラスター"」ー ーそして敵を全て倒し終え少女は離れた所にいた少年の名前を呼んだ。 「大丈夫ですか?」 「あぁ大丈夫だ。」 そう言いながら少年の体は見るからにボロボロだった、体には数え切れないくらいの傷があった 立っていられるのが不思議なくらいだ 少年と少女は進んで行く奥の部屋には扉が開いているのが見える しかし、その前に天井から巨大な八本足の敵が降ってきた その姿は上半身が人で下半身が蜘蛛のようだった 「こ…これは!?」 「魔人級悪魔、土蜘蛛か。また厄介なのがいるな」 少女は焦っていた、魔人級悪魔が出てきたこともそうだが、なにより少年がもう限界だと知っていたからである。 このままでは儀式に支障をきたすことは目に見えていた 「私が倒します!下がっていてください!」 「お、おい!」 少年は慌てて止めようとした。 しかし… 「聖なる力よ。今こそその力を示せ "ホーリー カノン"」 土蜘蛛もの下に魔法式が展開しそこから光の柱が立ち凄まじい爆発が起こる 爆発で煙が立ち込める中 「倒し…ましたか…?」 息を切らしながらそう言った。 しかし 「グルァァァァァァァァァァ!」 凄まじい怒りの声をあげながら土蜘蛛は煙の中から足を振り回してきた 「くっ!」 少女は何とか避けたがそれが限界だった。少女はそこで膝をついてしまう それを土蜘蛛は見逃すはずなく足の鎌を振り下ろす "しまった!やられる!" そう思い思わず目をつむる。
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