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「お前、こんなんばっか食ってるから太るんだろ。」
いつの間にか降りてきていた拓が耳元で囁いた。
「…なんて…?」
「こらっ!
女の子にそんな事言わないの!」
「俺、こいつを女として見てねーもん。」
「…あんた、誰のお陰で朝起きれてると思ってんのよ!」
「ありがとうございます、美優さまー。
…これで良いか?」
"くー、むかつく!!!!"
心のなかで地団駄を踏む私にはお構いなしに、拓はスタスタと先に行ってしまう。
「ごめんね…美優ちゃん…」
呆れてる拓ママにはっとして、私は慌てて拓を追いかけた。
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