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「響紀！
仕事入ったわよっ
さっさと...起きなさいっ！！」
部屋のカーテンが勢いよく開けられ、布団をもぎ取られる。
「わああぁぁ！！！
もうちょい寝かせてよ...。」
羽石響紀(ﾊﾈｲｼ ﾋﾋﾞｷ)は太陽の光に目を焼かれそうになりながら、必死で布団を被ろうと...
するのをさらにまたもぎ取られる。
「ボスから仕事が入ったのよ！！
着替えて早く行きなさいっ」
響紀はその言葉を聞いて、ﾋﾟｸｯと動きを止める。
「...ボスから？」
オウム返しのように、聞き返す。
「そうよ。
久々の直接命令。
あなた、楽しみにしてたじゃない。」
「わかった。
5分で準備する。」
響紀はさっと起き上がり、すぐさま制服着替え始めた。
「まったく...早く準備しなさいっ」
そう呟いて、ため息をつきながら、部屋を後にした。
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