第1話

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「まぁ、そのことはいいから。さっさと名前教えろや」 すると声の主は少し唸ったあとに喋り始めた。 「どうやら本当に声が聞こえているようだな。しょうがないな、私は本田 風(ﾎﾝﾀﾞ ﾌｳ)だ。初めましてかな土板佳作殿。」
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