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「何故、俺の名を知っているんだ。」
すると風は答え始めた。
「そりゃ、佳作殿はこのノートの作者だろうよ。私はそのノートの中の人だ。だからといってノートを見ても俺の姿は見えない。何かしらのゲートみたいなのが繋がったみたいだ。音声のみならゲートを伝って送れるらしいですぜ。」
風はそう言った。
えと、本から声が聞こえるのか…
だから、誰もいないのか。
何となく納得した。
まぁ、こんなにあっさり納得したらいけない気もするけれど
まぁ、良しとしよう。今は、色々と突っかかるのは後回しにして
目の前の事実を飲み込まなければいかない。
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