第1話

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振り向いた彼と 目線が合い 私は自分のしていることに 驚いた でも どこかで この彼の温もりを 求めてしまっている 「………あっ あの……… お礼をしたいので……… タクシー代ももちろん お支払します お名前や連絡先を 教えていただけませんか?」 こんな風に まるで逆ナンするかのように 自分から 男の人に名前や連絡先を聞いたことなんて 今までなくて……… 私の心臓は ドクドクと音をたてていた
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