綺麗な花には…?

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「う、わぁ・・・・・・」 眼下には地上の星が敷き詰められてた。 周りに電灯もなくて、見上げれば天上の星も降り注ぐ。 こんな都会でもこれだけ見えるなんて・・・・・・。 「ほら、出て」 開けられたドア、差し出される拓海の手。 あたしはその手に自分の手を重ねて、外に。 頬を撫でる風が気持ちいい。 「少し歩こう」 あたしは無意識に頷いてた。 ジャリッと鳴る土の感覚。 そんなものまで心地よく感じてしまう。
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