1372人が本棚に入れています
本棚に追加
無視されるとか、睨まれるとか、
そんな態度を想像してたのに。
彼女の『笑顔』は想定範囲外で、
こんなにも
痛い――。
我ながらこんなにもダメージを受けるなんて思ってなかった。
エレベーターのドアが開いて、俺は重苦しい息を吐く。
だからといってこの痛みが軽減されることは無かったけど・・・・・・。
「おぉ、榊!早かったな」
オフィスに入るなり聞こえる部長の声に意識を切り替えた。
それから仕事の報告を。
切り替えたつもりでも、頭の中は『これから』の事ばかり考えてしまう。
もう、電話には出ない気がする。
メールすら・・・・・・。

最初のコメントを投稿しよう!