花の雫

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花の雫

手をつかまれたとき、 心臓が止まるかと思った。 『来て』 この声を聞いたとき、 泣きそうになった。 彼の顔が見えたとき、 怖くてたまらなかった。 『別れ』を 告げられてしまいそうで――。
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