2220人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
考えても分からない事に首を捻ってるとじっと見つめる視線に気付く。
それはバスケの子の彼女で、
「あ、すみません。でも美男美女でお似合いだなって思っちゃって」
と、照れながら言ってくれるから、あたしまで照れてしまう。
「そんなことっ! あなたの彼だって爽やか青年って感じで、なんか初々しいって言うか、いいなって思うけど」
で、ペラペラと思ったことをそのまま言うと、彼女は「はは……」と、乾いた笑い声をあげた。
あれ? あたし失礼なことを言っちゃったかな?
「うんうん、皆変わっててあの3人のポスターで人気でないなんて考えられないよね!」
ウキウキしながらそう感想を口にしたのは篠原ヒロキの彼女で――。
最初のコメントを投稿しよう!