第1章 嫌な予感

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ゴゴゴ.....ゴゴォォゴゴゴゴ 「なんだよ!何が起こってるんだ!」 本を押した瞬間、物凄く大きな音で何かが動いてるような気がした 本棚がいきなり両端へ動き地下への階段が出てきた 「マジかよ これは大発見だぜ」 白は迷わず地下に進むことにした。 ____________________________________ 一方 花村は・・・ 私も一緒に行けばよかった~ ふて腐れた顔で朝礼を受けていた 先生が相田の名前を言っている。 無視だ無視私を置いてったんだから  そう思いながら朝礼が終わり後ろの席から声をかけられた 「よう おはよう 紫菜」 「あ!おはよう 伊月君」 伊月君は私が紹介するね 「同じクラスの 伊月 赤司(いづき あかし)君  成績は優秀で全国模試1位で  女子からは絶大な人気を誇る スタイルもモデル体型なのだ  でも私はそんなに意識したことがないんだけど」 「今日は白はどうしたの?」 伊月が聞いてきた 「え!知らないよどっかで寄り道してるんじゃないの?」 「へぇ~いつも一緒に登校してるのに知らないのかよぉ 喧嘩でもしたか?」 「してないわよ!私を置いてどっか行ったの」 何で今日に限ってこんなに話してくるんだろう?いつもはおはようくらいしか しないのになぁ 「ねぇ今日暇?どっかいかないか?」 伊月君が私を誘ってる? 「どうしたの?今日おかしんじゃない?私なんか誘っていつもだったら誘ってこないじゃん」 正直すぎることを言ってしまった流石に言い過ぎたかなと思った 「白がいないからな チャンスかなと思って」 前言撤回!チャンス?何言ってるんだろ 「悪いんだけど今日私用事あるから」 伊月はショックを受けて 「そっかぁ~じゃあ仕方ないな・・・」 ちょっとそんなに落ち込まないでよ~ そう思いながら1時限目のチャイムがなった  
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