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ある街、車が通り、賑やかな街通りの中で高層ビルの屋上……ビルの下とは違い静かな風が頬を心地よく流れるなか二人はお互い銃を向けながら立っていた
一人は白いスーツに白いデザートイーグルを構え
一人は所々破けている黒のロングコートに漆黒の45口径を構えている
???「あんたの目論見ここまでだ〇〇〇」
じりじりと横に動きながら白いスーツ姿の男を見定めて
???「さぁ?それはどうかな〇〇〇君」
不適な笑みを浮かべながら黒のロングコートの男を見て
銃をお互いに向けている二人はまるで生死をかけた、戦いの中で隙を探るような会話だが親友同士が話し合っているようにも見える
黒のロングコート「なんであんな組織に居るんだ、あんたはこっちに居るべき人なんだ」
白いスーツ「そっちの世界も考えたよ、だがこっちの世界に溺れてしまったのだよ」
黒のロングコート「まだ間に合うこっちの世界に戻ってこい、俺が何とかする」
白いスーツ「それは無理だ。私は組織に歯向かった、だから君に助けられたとしても組織の手は君や君の友人達に迷惑をかけてしまう。だから君に撃って貰いたいのだよ」
黒のロングコート「ッ…今の俺は武偵じぁない、だがあんたを殺したくない」
白いスーツ「それは君の甘さだよ、甘さはここに捨てていけ」
黒のロングコート「ふざけるなッ…」
白いスーツの男が引き金に指を当て、それを見て黒のロングコートも引き金に指を当てるが歯を噛み締めて
白いスーツ「終わりだ〇〇〇君、君と遊べて面白かったし充実した人生だったよ、Goodrack〇〇〇」
黒のロングコート「くっそぉぉぉぉぉ」
二つの銃声が静かなビルの屋上に鳴り響いた…
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