序章

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「あなたは誰かを殺したいとと思ったことはありますか?」 その質問を問いかけられたとき、『ある』と答える人は多いだろう。 しかし、それを実行に移せる人間は何人いるだろうか。 例え実行に移すことができたとしても大体は警察に逮捕されてしまうだろうし、逃げられたとしても殺したという罪悪感と捕まるかもしれない恐怖感に襲われてしまうだろう。 しかし、稀にそういった感覚に襲われずにただ生き続けていく人間もいることは確かだ。彼らの大半は『殺し屋』と呼ばれる人間のことだ。 今回の話はある特殊の殺し屋の話である。
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