序章
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目を覚ますと真っ白な世界が広がっていた。 辺りには何も無く、音もしない虚無の世界だった。 何故自分がこんな場所にいるのかはわからなかったが、思い当たる節が一つだけあった。 俺こと錦織飛鳥は死後の世界に来たのだと――
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