序章

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とても静かな夜 時刻は午前2時 周りは山だらけのまるで隔離されたかのような街、街灯も無く、人の気配すら無い 街は商店街や住宅街や病院がある しかし今は誰もいない 廃墟の街 人はどこにも住んでいない そんな薄暗く不気味な街に一人の男がやってきた 狂気に満ちた笑顔で街を見回す 「さぁここから全てが始まる」 男はそう言った後、狂ったように笑う 静かな街に男の笑い声が響きわたる 男は笑うのをやめ 「まずは罪人を捜すか」 男は街を出て、黒色の乗用車に乗りどこかに消えていった
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