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大切な人たちの子供たちがいるかもしれない。
それを守らねば。
そして、イエスとの約束もある。
ゆっくりと肉体に慣れ、瞼を開ける。
最初に入ってきたのは、光のみだった。
そして、次に影。
人の影。
懐かしい気配を感じた。
あぁ、あの人の血縁者でもいるのだろうか。
懐かしい。
段々と肉体に魂が順応していく。
懐かしい顔が見えた。
けれど、違うのだろう。
きっと。
あの人であればいいと願ってしまうけれど。
郁「…貴方は誰?……」
きっと、違うのだろう。
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