第1章

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あの時、ルシファーの封印の時のことを話す。 あの時俺達の体から抜け出たのが、もともとのアダムとイヴ。 いわゆる魂。 郁「神様達はその魂を自分達に似せて  創られた  しかし所詮は似せたモノ、神様達とは  また違う魂が出来上がりました」 臣「下界、いわゆる人間界に俺達が  降り立った時は、下界の土から作った肉体に  入った  そして、子供が生まれた  千里達、属性剣だ」 神様達から貰った力を、子供達が1人ずつ受け継いだ。 しかし、何かが違った。 郁「子供達は、俺達とは違いました  肉体も魂も、その気配と波動が俺達とは  全く違った」 臣「子供達は下界の土の影響を  強く受けたんだろう  此処で、3つの種の生き物が  存在することになった  神様達のような天界や魔物たちのような  魔界で生きるモノ達  アダムとイヴ  そして、人間」 見た目は同じように見える。 けれど、感じるものは感じる事が出来る。 明らかな違い。 違和感。         
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