第1章

41/57
前へ
/61ページ
次へ
外ではまだ花々は狂い咲いたままで、鳥達も歌うように舞っていた。 夕陽が目に眩しい。 今日は短い1日だった。 早朝から色んな事があって、頭がパンクしそうだ。 けれど、心はこんなにも満ちあふれている。 目の前にある頭を優しく撫でた。 見上げて来た郁と目が合う。 どちらかともなく、微笑んだ。 そんな日常がずっと続けばいいと思った。
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

988人が本棚に入れています
本棚に追加