第1章

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結局は、婚約とまでは言わないが、交際は認めてもらっている。 鷺ノ宮先輩の方の親にもだ。 俺は大本の会社の方は兄貴が継ぐが、魔具部門の方をまた任せてもらった。 もうホワイトダイヤモンドは作れないが、それでもいいと連人が言ってくれたのだ。 魔具部門の社員達も賛成していたらしい。 その言葉に甘えて、俺は再び働き始めた。 けれど、まだ完全とは言えないから。 ぼちぼちと言ったところか。            
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