1話

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俺の名前は「猿島猿男」。 歳は30。身長は170あるかないか位だ。 容姿は…猿顔で猿のような髪型をした猿系の風貌だ…。 この風貌のせいで、小さい頃から、猿とかモンキーとかエテ公とかあだ名をつけられいじめられた…。 しかも30歳にもなって未だに童貞で彼女もいない…。 猿男「はあ…」 俺は職場で仕事をしながら自分の姿を思い浮かべながらため息を吐いた。 今の仕事はバイトだが正直嫌だ。物流の仕事だが、休憩時間短いし、サービス残業もさせられるし、労働法に違反するものが沢山ある。まさにブラック会社だ。 それに、正社員の態度もムカつく。 まだ働いて一週間だけど辞めてやろうかと思っている。 だが、辞めたらまた新しい仕事探さないといけない。 こんな不景気の世の中、正社員の仕事なんて…ねえよ。 ほとんど俺に向いてない仕事ばかりだ。
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