1話

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そんなこと考えて仕事していたら、やっと終わった。 ふう…サービス残業も終わったしこれで帰れる…。 そう思っていたら正社員の田中が俺の方にやってきた。 田中は茶髪のアホ面した俺より年下の野郎だ。 田中「猿島さん、あんた、仕事するの遅いよ。もっとテキパキやってもらわないと。仕事なめてんの?」 またか… こいつは、俺が入ったきた当初、こうやって文句たれてやがる。 本当にムカつく。 ムカつくが喧嘩する度胸もない。 猿男「すいません…」 そして俺が謝る。 いつもこのパターンだ。 つか、一週間でテキパキやれるわけねえよ。
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