1話

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そして田中の文句を聞き終わってようやく帰れた。 辺りはすっかり真っ暗だ。 そんな夜空を眺めながら家路へと急ぐ。 早く帰って風呂入って寝よう。 しかし、今日も徹底的にコキ使われたな…仕事してる最中にでも田中の野郎は文句たれるし、なんで年下の野郎にあそこまで言われなきゃならねえんだ! マジ、田中の野郎殺してえ… そんなこと考えながら歩いていると、なんか踏んだ。 猿男「ウキ?」 なんだ?と思って足をどけると、黒い携帯があった。 とりあえず拾って見る。 猿男「変わった携帯だな?」 拾った携帯はガラケーみたいで、何やら悪魔みたいな角が2本生えていて、赤い文字で「666」と書かれていた。後、機種名とか何も書いてなくて画面は不気味な悪魔が表示されていた。 猿男「なんか不気味な携帯だけどちょっと見てみたいな…家に帰ってじっくり見てみるか」 そう思って黒い携帯をポケットにしまい家路へと急いだ。
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