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「...見つけましたよ!!流月様!早く、お戻り下さい!」
神様の部下は、かなりカンカンに怒っていた。
「...流月様って、貴方は本当は誰なの?氷石さん!!」
彼に詰め寄る巴だったが、神様の部下に阻止された。
「無礼者!この方は、貴女が近寄れる方じゃないんだ!氷石の名など口にするな!」
「止めろ!気にしないでくれ!」
「...どうして、答えてくれないの...?」
彼女は悲しそうな表情を浮かべていた。
「...ごめん。今は言えない...。だけど、君に伝えたいことがある明日、祭りが終わったら、ここに来て欲しい待っているから...」
神様の部下に連行される前にそう告げると部下に連れて行かれてしまった。
「...どうして。狡いよ...」
残された彼女は、呆然と立ち尽くし、そう呟いた。
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