七、温かく優しい時間

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「意外か?」 「う、うん意外。蓮也ご飯作ったりするんだ。凄いね」 「簡単なものだけどな」 「それでも凄いよ。男の人の料理って美味しいらしいからね」 「そんなもんなのか?」 「うん、よく聞くよ」 「そうか」 他愛ない会話しながら食事を進めると、やがて二人共綺麗に平らげた グラタン美味しかったけど、蓮也との会話に夢中で味覚が鈍くなってた気がする それに蓮也の食べる姿を見るのにも夢中だった。 食事が終わりコーヒーも飲み終えると店を出て車へと向かう 「あの、ご馳走様でした」 「どう致しまして」 結局やっぱり蓮也が会計済ませてくれた ホテルの時だってそう 私一度も出した事ないんだけど…良いのかなこれで 昨日一緒に居た女性へのプレゼント代も高くついただろうし… 昨日の女性… プレゼント… だ、駄目よ駄目。私ったら今蓮也と一緒にいるのに 落ち込む様な事考えたら駄目… 今は私が、蓮也を独占してるんだから。
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