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「意外か?」
「う、うん意外。蓮也ご飯作ったりするんだ。凄いね」
「簡単なものだけどな」
「それでも凄いよ。男の人の料理って美味しいらしいからね」
「そんなもんなのか?」
「うん、よく聞くよ」
「そうか」
他愛ない会話しながら食事を進めると、やがて二人共綺麗に平らげた
グラタン美味しかったけど、蓮也との会話に夢中で味覚が鈍くなってた気がする
それに蓮也の食べる姿を見るのにも夢中だった。
食事が終わりコーヒーも飲み終えると店を出て車へと向かう
「あの、ご馳走様でした」
「どう致しまして」
結局やっぱり蓮也が会計済ませてくれた
ホテルの時だってそう
私一度も出した事ないんだけど…良いのかなこれで
昨日一緒に居た女性へのプレゼント代も高くついただろうし…
昨日の女性…
プレゼント…
だ、駄目よ駄目。私ったら今蓮也と一緒にいるのに
落ち込む様な事考えたら駄目…
今は私が、蓮也を独占してるんだから。
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